探偵の調査にかかる費用の相場は20万円〜100万円といわれています。
決して安い金額ではありません。
探偵はそんな業界ですから、料金が安ければ安いほど依頼する側は嬉しいでしょうし、きっと目を引くことでしょう。
しかし、探偵の調査料金が相場よりもかなり安いと感じた場合は要注意です。
なぜならその金額は嘘の可能性があるからです。
探偵業界には誇大広告や自作自演サイトが数多く存在しています。
誇大広告に騙されてしまうと
●「調査に失敗した場合、費用は掛かりません」という説明を受けたのに諸費用を請求された
●格安を謳っているのに絶対に調査に必要なものが追加オプションとなっていて結局高額料金を請求された
このような被害を受ける可能性が非常に高くなります。
誇大広告を掲載している探偵は、依頼者にとって重要な箇所を曖昧にしておおげさなほど安い広告をアピールしている、悪徳探偵です。ですが、調査料金が安い探偵は全部悪徳探偵だ!と一概に言えるわけではありません。
あなた自身が、良い探偵なのかしっかりと見極める必要があるのです。
自作自演の広告サイトに気をつけよう
また、最近はインターネットで集客するために、自作自演の広告サイトを作り上げます。
例えば、口コミサイトや評判サイト、ランキングサイトといった第三者が探偵事務所について評価をしたりするサイトを運営し、自社の宣伝をするといったものです。
酷いものでは、同じ業者が複数のサイトを運営して、同じ内容の口コミを掲載するといったものまであります。
ランキング形式のサイトについては、運営者側がランキングの順位を任意で変更することができるので、競合他社に根拠のない理由をつけて順位を下げるといった行為をすることも。
つまり、口コミサイトやランキングサイトを安易に信じてはいけない、ということです。
探偵の調査料金が安いことは、依頼をする人にとって大きな魅力になります。しかしそれは、依頼者の気持ちにつけこんだ悪質でまぎらわしい誇大広告の可能性が高いので、注意して探偵を選びましょう。